モリケン先生に驚く美しい響きのハーモニカ 

ハーモニカなんて、小学校の一二年生のころに必須だった記憶があるくらいで全く興味がありませんでした。当時から下手ではありませんでしたけれども、ハーモニカの音が美しいと感じたことなんて一度もなかったのです。しょうもない楽器だという思いがありました。

 

しかし、幼稚園の教育講演会でモリケン先生が奏でるハーモニカの響きを聞いて非常に驚きました。とても美しい響きで、天にまで上るような心地がその会場には漂っていました。たかがハーモニカ、と考えていましたけれども、その小さな楽器でこれほどの美しい音色を奏でられるとは信じられないほどの驚きでした。しかも、楽曲は簡単な童謡です。楽譜なんてなくてもできる簡単さなのです。モリケン先生の奏でるメロディーに目を閉じますと、とても美しい情景が目に浮かぶようです。

 

目を開けますと、普通のモリケン先生が奏でています。ずっと目を閉じていたい心地にもなるくらい心地よい演奏だったのです。かえって早速ハーモニカを購入しました。スズキのCコードのハーモニカで5000円弱の品物です。しかし、小学校のころに使っていました短調な音ではなく、美しい音色が響きます。小学校でハーモニカを習ってハーモニカに魅力を感じないという残念な事柄はありましたけれど、今大人になって、ハーモニカをすぐにふけるということはやはり小学校の先生のおかげなのでしょう。